ChatGPTに長文を送って要約してもらう方法 – プロンプトを使用して指示を与える

ChatGPT

ChatGPTに長い文章を送りたいと思うことはありませんか?
ChatGPTで入力できる文字数には制限があり、それ以上入力してしまうとエラーになってしまいます。
一体何文字まで入力できるのか?
文字数制限を突破することはできるのか?
そのあたりをご紹介していこうと思います。

ChatGPTは何文字まで入力できるのか?

何文字まで入力可能なのか実際に聞いてみました。

回答としては、明確な制限は無いが、2048文字までは余裕ですよ。とのことです。
私が入力して試した結果は2500文字前後までは入力することができました。ただ、最大文字数はバラバラな印象です。
文章が複雑な内容であれば、処理に負荷がかかるなどして、結果にばらつきが出るのでしょう。

文字数制限を突破する方法

例えば、3000文字以上の文章をChatGPTに送って解析してほしい場合どのようにすれば良いのか説明します。

プロンプトを定義する

プロンプトとは「指示文」のことで、ChatGPTに明確に指示することでAIを有効に活用することができます。
長文を認識させるために以下のような指示を出してみます。

これから文章を分割して渡します。 
「まとめて」というまで作業しないでください。 その代わり、「次の文章をお待ちしています」を返答してください。

このような指示を与えることで、文章を入力し終わるまで待機してくれるようになります。

文章を入力する

実際に分割した文章を入力して試してみます。

ちょっと前のニュース記事を貼り付けてます。
ちゃんと文章を待ってくれていますね。
あとはちゃんと文章をまとめて認識してくれているか。

文章の要約を依頼する

次にこんな指示を出します。

まとめて 
内容を要約して箇条書きでお願いします。

そうするとお願いした通り箇条書きでまとめてくれます。
要約した内容を見てみると、1つ目の文章の内容も2つ目の文章の内容もどちらも含まれていることがわかります。
ちゃんと分割して入力した内容をまとめて認識してくれています。
今回はサンプルで短い文章で試してみましたが、長文でも同じようにまとめてくれます。

おまけ

こんな指示も出すことができます。

今回は経済ニュースを取り上げてしまったので難しい内容ですが、利用者のレベルに合わせて内容をかみ砕いてくれたりします。
あとは
・文章を議事録にまとめて
・タスクを抜き出して
・課題をまとめて
などお願いすればその通りの結果を出してくれます。

活用の仕方を工夫すれば、いろいろな場面で使うことができそうですね!
※必ずしも正しいことを返してくれるわけではないので、内容の確認はしっかりやってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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